【アトリエ通信】ズガイコツ西東 他

  • 2017.09.07 Thursday
  • 13:05

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INDEX
1.絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内
2.プチレクチャー “プラスα”
3.アート関連ブックガイド
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 絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内  
 

今週の教室日は…
【金曜コース】9月8日(金)
※新大阪教室 夜の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…9月22日、10月13日、10月27日…)

 

【土曜コース】9月9日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…9月23日、10月14日、10月28日…)

 

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

頭骨 側面

 

前回の教室では、
頭の骨(頭蓋骨・頭骨)の形状と
向きによる見え方の変化について
ご案内しました。

 

頭蓋骨、骸骨のモチーフや図案は古今東西
多くの絵画で使われてきましたが
ほとんどの場合、死を象徴するものとして
扱われてきました。

 

それは
警告であったり、虚しさであったり
哀しさであったり、皮肉であったり…

 

同じ「死」でも作品によって
込められている意味合いは異なります。

 

日本では「しゃれこうべ」とも言いますが、
有名なのが、一休さんこと一休禅師の
棒の先にしゃれこうべをつけて
正月に練り歩いたという逸話。

 

《門松は冥土の旅の一里塚
めでたくもありめでたくもなし》

 

骸骨の向こうに死生観を見るのは
世界共通のようです。

 

絵画に骸骨が登場した場合、
これはどんな死生観を象徴しているのか
少し思いを巡らせると
奥深い鑑賞ができそうですね。

 

 

骸骨 帯
 

 



 アート関連ブックガイド 

 

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すみません、今回お休みですm(_ _)m
-----------------------------------------

 

 

■ 後記  
 

急に秋らしくなりましたね〜
毎年言ってる気がしますが、
芸術の秋ですよ!

 

さて、前回が骨ならば
次回はやはり…筋肉です!

 

人間の真実を描ききるために
熱心に解剖学に取り組んだ
レオナルド・ダ・ヴィンチ。

 

彼の作品を中心にご紹介しながら
表情による筋肉(表情筋)の動きについて
ご案内したいと思います☆

 

早秋のひと時に
ダ・ヴィンチに習い美術解剖学なんて
なんだか知的で素敵ではありませんか? 
(*^^*)

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


顔のアトリエ



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【アトリエ通信】恐怖のスパイス 他

  • 2017.08.24 Thursday
  • 11:48

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INDEX
1.絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内
2.プチレクチャー “プラスα”
3.アート関連ブックガイド
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 絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内  
 

今週の教室日は…
【金曜コース】8月25日(金)
※新大阪教室 夜の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…9月8日、9月22日…)

 

【土曜コース】8月26日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…9月9日、9月23日…)

 

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

ドラローシュ

 

前回の教室では、
兵庫県立美術館で9月18日まで開催中の
「怖い絵展」に出展されている絵画作品を
四つのテーマにわけてご紹介しました。

 

「怖い」といっても様々な怖さがあり、
どの作品に最もぞっとするのか、
性格や個性が出てしまいそうですね(^^;)

 

でも意外と、いかにもおどろおどろしい絵は少なく、
美しかったり緻密だったりと鑑賞しがいのある作品が
多かったのではないでしょうか。

 

「怖い絵展」の目玉となっている

ポール・ドラローシュの
「レディ・ジェーン・グレイの処刑」もそう。

 

運命に翻弄された16歳の女王の最期の姿。
目元は目隠しで覆われているものの
彼女の匂い立つような若さ美しさまでは隠しきれず、
白肌の柔らかさまでこちらに伝わってきます。

 

そして彼女が美しければ美しいほど
この直後の惨劇が悲しく、恐ろしい。

 

作品の圧倒的な美しさや緻密さが
恐怖をより一層引き立てる要素となっているのです。

 

実際「恐怖」などの負のイメージを扱った作品ほど
画家の情熱が強くこめられている場合が多い気がします。

 

古今東西だいたい天国の絵よりも、
地獄絵の方が傑作ぞろいであるように…。

 

 

ドラローシュ 帯
 

 



 アート関連ブックガイド 

 

「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか (NHK出版新書)
中野 京子
NHK出版
売り上げランキング: 218,872

 

巨匠と呼ばれる画家たちが
最後にその筆を置くとき、
いったい何を思い、何を描いたのか。

 

本書で紹介されているのは
ボッティチェリ、ラファエロからミレー、ゴッホまで
美術史上にその名を残す15人の画家たち。

 

「画家と神」「画家と王」「画家と民」
という三つの部で構成されています。

 

斬新な切り口ではありますが、
画家の人生の簡単な解説にあわせ
代表作と、絶筆とされる作品が
それぞれカラーで紹介されており
美術史をあまり知らなくても
わかりやすく楽しめる内容です。

 

なによりこの重いテーマで
これだけ面白く読ませてしまうのは、
「怖い絵」中野京子氏の手腕があればこそ。

 

人生最後となる作品に取り組む画家の心境は
今となっては誰にもわからず、
各々勝手な想像をめぐらせるしかありません。

 

しかし画家の人生の軌跡を辿った上で
最後の作品から読み取れるものは思いのほか多く、
正解のないミステリーを読むような醍醐味を
たっぷり味わうことができる一冊です。

 

 

 

■ 後記  
 

お盆過ぎても暑いですね…。
暑いとしか言いようがないですね…。

 

食中毒も流行っていますし、
夏の疲れも出やすい時期です。
くれぐれもお体にお気をつけてお過ごしください。

 

次回の教室では、
顔の骨格、いわゆる頭蓋骨を
あらためてじっくり
観察してみたいと思います。

 

小さいですが頭骨模型もご用意しますので
実際に触って顔の骨格の立体感を
確かめてみてください☆

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


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【アトリエ通信】福耳の御利益 他

  • 2017.08.10 Thursday
  • 17:22

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INDEX
1.絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内
2.プチレクチャー “プラスα”
3.アート関連ブックガイド
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 絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内  
 

今週の教室日は…
【金曜コース】8月11日(金・祝日)
※新大阪教室 夜の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…8月25日、9月8日、9月22日…)

 

【土曜コース】8月12日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…8月26日、9月9日、9月23日…)

 

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

耳

 

前回の教室では、耳の構造と
耳の位置や形で変わる顔の印象について
ご案内しました。

 

人の顔を見た時に
まず耳を見るなんて人は少ないかと思いますが、
意外と耳によっても顔全体の印象が変わることに
気付いていただけたら幸いです。

 

印象的な耳の形で、
代表的なものが「福耳」。

 

東洋人相学で、長く垂れ下がった耳は
福や金運を招くとされています。

 

仏様も立派な福耳でいらっしゃいますね。
 

これは招運来福というよりも
多くの人々の悩みや願いを聞き取れるように
大きくなっているのだそうです。

 

福耳をはじめ仏様のお体には
三十二の大きな特徴と八十の繊細な特徴があるとされ、
『三十二相八十種好』と言われています。

 

中には、手足の指の間に水かきがあったり(手足指縵網相)
身体が金色に輝いていたり(金色相・丈光相)と
ちょっとびっくりするような特徴もありますが、
すべて仏様の徳を象徴したものだとのこと。

 

仏像にもその多くが反映されていますので、
今度お寺に参られた時には
じっくりご覧になってみてはいかがでしょうか☆

 

 

大仏様
 

 



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修復家だけが知る名画の真実 (プレイブックス・インテリジェンス)
吉村 絵美留
青春出版社
売り上げランキング: 40,233

 

修復家というと美術に関わっているだけに

なんだか優雅なイメージがありますが、

実際はシミ、埃、ヤニなどの汚れ落としや
カビや虫の駆除、亀裂やシワの復元など
じつに地道なお仕事のようです。

 

この本はタイトルのとおり、
修復家である著者の体験に基づいた
絵画にまつわるエピソードが紹介されています。

 

そこには、絵画の保存を妨げる様々な障壁と
それに対する創意工夫があり

ふだん美術館などで目にする作品の舞台裏に
こんな苦労があったのかと思うと
一鑑賞者として頭が下がります。

 

しかしそういった作業の中で
作家や作品に最も近づけるという感動は
修復家というお仕事ならではの
この上ない喜びなのではないでしょうか。

 

書物などからの知識ではなく、
実際に名画のタッチに接し続ける人の
生の声が聞ける貴重な一冊です。
 

 

 

■ 後記  
 

次回の教室では、
兵庫県立美術館で9月18日まで
開催中の「怖い絵」展にあやかり
ここに出展されている怖〜い作品を
テーマにわけてご紹介したいと思います☆

 

がっつり祝日とお盆にかかりますので
お忙しい方も多いかもしれませんが
お化け屋敷へ納涼に行くなら
どうぞ教室にお越しください(^^;)

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


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【アトリエ通信】バベルの塔 他

  • 2017.07.27 Thursday
  • 17:17

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1.絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内
2.プチレクチャー “プラスα”
3.アート関連ブックガイド
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 絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内  
 

今週の教室日は…
【金曜コース】7月28日(金)
※新大阪教室 夜の部は805号室(8階)です。
 ⇒いつもと階が違いますのでご注意ください!
(今後の日程…8月11日、8月25日…)

 

【土曜コース】7月29日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…8月12日、8月26日…)

 

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

  ピーテル・ブリューゲル 『バベルの塔』

 

前回の教室では、
国立国際美術館で開催中の
『ブリューゲル「バベルの塔」展』にちなみ、
16世紀ネーデルラント美術の巨匠
ピーテル・ブリューゲルと
彼が影響を受けた奇想の画家
ヒエロニムス・ボスをご紹介しました。

 

―かつて世界中は同じ言葉を話していた。
人々は天まで届く塔を建てようとした。
神はそれをお怒りになり、
人々の言葉をバラバラにすることで
塔の建設を止められた―

 

これが、旧約聖書の創世記における
「バベルの塔」の物語。

 

神に挑もうとした人間の驕りを戒めるという
寓意がこめられています。

 

また、ブリューゲルが活躍したアントウェルペンは
多言語が行き交う国際商業都市であり、
言語のルーツにまつわるこの「バベルの塔」の伝説に
特に関心が持たれたという背景もあるそうです。

 

バベルの塔が持つ破滅のイメージは
現代においても様々な作品に見ることができます。
代表的なものが1927年公開の映画「メトロポリス」。
塔の造形や寓意性が効果的に使われています。

 

ブリューゲルの最高傑作であり、
驕りと破滅のシンボルである「バベルの塔」を
今、日本で見ることができるという奇跡。
(ブリューゲル作品は世界的にも大変貴重で
日本での公開が最も難しい画家の一人とも言われます。)

 

ん?この巡合わせはもしや、
幸運に見せかけた何らかの啓示か警告なのでは…
そんな風に心配になってしまうくらい
この絵のメッセージ性×インパクトは圧倒的です。

 

そんな「バベルの塔」を生で!
よろしければぜひ、
この夏 美術館で体感してください。

 

 


 

 



 アート関連ブックガイド 

 

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今回お休みですm( _ _ )m
すみません、最近隔回のペースに
なっていますね…汗がんばります!
--------------------------------

 

 

■ 後記  
 

も〜ほんとうに暑いですね!
 

こんな暑い中、先日の美術鑑賞会では、
たくさんのご参加ありがとうございました!

 

私は猛暑だと、どういうわけか時々
耳が遠くなることがあるのですが、
(ネット調べでは、水分不足も一因とのこと)
次回の教室では、
そんな「耳」についてご案内します。

 

耳って、髪に隠れて見えないことも多いですし、
正面向きの顔ならそんなに描き込むこともない、
目立たないパーツではあるのですが、
意外と耳の位置や形で顔の印象は変わります☆

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


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【アトリエ通信】女性の魅力と魔除けの赤 他

  • 2017.07.13 Thursday
  • 12:13

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INDEX
1.絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内
2.プチレクチャー “プラスα”
3.アート関連ブックガイド
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 絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内  
 

今週の教室日は…
【金曜コース】7月14日(金)
※新大阪教室 夜の部は805号室(8階)です。
⇒いつもと階が違いますのでご注意ください!
(今後の日程…7月28日、8月11日、8月25日…)

 

【土曜コース】7月15日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…7月29日、8月12日、8月26日…)

 

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

印象的な唇

ヨハネス・フェルメール 『真珠の耳飾りの少女』部分

 

前回の教室では、「唇(くちびる)」の
描き方と表現についてご案内しました。

 

色や質感の特徴に目が行きがちですが、
立体としてもけっこう複雑な形をしているのが、
唇というパーツ。

 

特に色気のある女性(男性も?)を描くなら
唇の表現力は必須ですよね!

 

唇、色っぽい、で連想するのはやはり
「口紅」でしょうか。

 

今では専ら女性の顔の魅力を引き立てる
彩りとしての役割を担う口紅ですが、
その起源は美のためというよりも
魔除けなどの呪術的な意味があったとのこと。

 

一時期はグロスの流行で廃れていた口紅ですが
最近はまた濃いめの口紅を見かけるようになりました。

 

その鮮烈な赤は、言われてみれば確かに、
魔除けにもなりそうな気が…

 

そもそも、赤く濃い口紅を選ぶ女性には
情熱的かつ潔い魅力があり
魔物もはね返すような強さがありそうです。

 

女性の魅力と魔除け。
 

その根底にあるのは、
血や炎を連想させる「赤」が持つ
みなぎる「生命力」でしょうか。

 

真っ赤な口紅で颯爽と歩く素敵な女性を見ていると
「赤」という色のパワーを
あらためて感じずにはいられません。

 

 

口紅
 

 



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美によせることば (シリーズ・手のひらのことば)

偕成社
売り上げランキング: 94,941
古今東西の「美」によせる名言を集め、

印象派などの西洋絵画で彩った詩画集。

 

実はこの本、8cmx11cmという手のひらサイズで
本というよりもおしゃれげな雑貨のような見た目。

 

小さいのでプレゼントにちょうど良く、
家族や友人にも贈ったことがあります。

内容が内容なので「キザやな〜」と笑われながらも
皆喜んでくれてたと思います。(たぶん)

 

『銅貨二枚しか持たないなら
一枚で食べ物を買い 残る一枚で
百合の花を買うがいい。』
〜中国の格言〜

 

『すべてがいつかは終焉する
そう想うからこそすべてはうつくしい。』
〜シャルル・ラミュ〜

 

…うん、たしかにキザですが、
ちょっと心に響くものがありませんか?

 

季節のうつろいや
足元の小さな花に気付かないほど
心に余裕がないなぁ、という時

 

ポケットに忍ばせておいて
そっと開きたくなる一冊です。

 

 

■ 後記  
 

次回の教室では、
中之島の国立国際美術館で
7月18日から開催される美術展
『ブリューゲル「バベルの塔」展』にちなみ、
16世紀ネーデルラント美術の巨匠
ピーテル・ブリューゲルと
彼が影響を受けた奇想の画家
ヒエロニムス・ボスをご紹介します。

 

前々回ご紹介した
河鍋暁斎の妖怪画や幽霊画に
負けず劣らずの
不思議で妖しい絵画が並びますよ☆

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


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【アトリエ通信】幽霊の足問題 他

  • 2017.06.22 Thursday
  • 12:04

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【INDEX】
1.絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内
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 絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内  
 

今週の教室日は…
【金曜コース】6月23日(金)
※新大阪教室 夜の部は704号室(7階)です。
(今後の日程…7月14日、7月28日、8月11日…)

 

【土曜コース】6月24日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…7月15日、7月29日、8月12日…)

 

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

前回の教室では、
京都・美術館「えき」KYOTOで開催中の美術展
『これぞ暁斎!世界が認めたその画力』
にちなみ、河鍋暁斎の作品をご紹介しました。

 

見ごたえのある個性的な作品ばかりでしたが、
中でもゾクッとする怖さがあった三点の幽霊画。

 

生首を咥えていたり、掛け軸から飛び出していたり、
三者三様、どれも鬼気迫るものがありましたが
どの幽霊にも共通していることと言えば…
そう、「足が描かれてない」こと。

 

幽霊画

 河鍋暁斎『幽霊図』

 

幽霊には足がない。
 

この概念は、江戸時代の画家 円山応挙が描いた
足のない幽霊画のイメージが
広く世間に浸透した結果だとも言われています。
(足のない幽霊の表現自体はそれ以前にもあったようですが)

 

時を経ても、足のない幽霊画はそのまま受け継がれました。

 

やがて、暁斎を含む江戸末期・明治の画家たちの手により
欧米から入ってきた洋画の技術や
解剖学的知見が取り入れられ
幽霊はどんどん生々しくリアルになって、
凄まじい完成度の幽霊画が
生み出されることになったのです。

 

 

幽霊図 帯
 

 



 美術鑑賞会のご案内 

 

去年の夏、猛暑の中お集まりいただいた
顔のアトリエ 美術鑑賞会こと夏の校外学習(?)…

 

いろいろと行き届かず
主催としてはグダグダだったものの、
「たまにはこういうのもいいんじゃない」
との前向きなご感想をいただき、
めげずに今年も企画いたしました☆

 

今年は大阪市立美術館で開催される
『全関西美術展』鑑賞会を
7月16日(日)に実施いたします。

 

鑑賞会と言っても、各自自由に鑑賞した後に
喫茶店などで感想を語り合って
新しい発見を楽しみましょう、という気軽な会です。

 

ご都合よろしければ、ぜひご参加くださいませ。

 

集合場所など詳しくは、
教室や後日メールであらためてご案内いたします!

 

今日は取り急ぎお知らせまで…

 

絵画鑑賞

 

 

■ 後記  
 

次回の教室では、
顔のパーツシリーズ
「唇(くちびる)」の描き方について
ご案内いたします。

 

俗に(人相占いなどでは)
唇の厚さは情の深さを表すとも言われます。

 

女性の口紅に象徴されるように、
唇は色気や愛情のアピールに関わるパーツです。

 

魅力的な唇の表現を
いっしょに探ってみませんか☆

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


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【アトリエ通信】右と左、正義と悪。 他

  • 2017.06.08 Thursday
  • 12:41

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今週の教室日は…
【金曜コース】6月9日(金)
※新大阪教室 夜の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…6月23日、7月14日、7月28日…)

 

【土曜コース】6月10日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…6月24日、7月15日、7月29日…)

 

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

受胎告知

  レオナルド・ダ・ヴィンチ 『受胎告知』

 

前回の教室では、肖像画や顔においての
「左右」の意味や印象について
クイズを交えてご案内しましたが、
国や文化によっても「左右」の持つ意味は異なり
それによる約束ごとが存在します。

 

キリスト教絵画でポピュラーな画題「受胎告知」。
 

マリア(後の聖母マリア)が大天使ガブリエルから
神の子を宿したことを告げられるシーンですが、
この場面では多くの場合、
天使は左、マリアは右に描かれます。

 

諸説ありますが、
キリストの母マリアを尊重するがゆえの
この配置なのだそうです。

 

というのも、キリスト教では
右(right)が正しさ、左(left)が悪を意味し、
常に右側が尊ばれるためです。

 

ところが日本などでは逆に
右大臣より左大臣の方が上位であったり
絵画等での神仏の降臨は左側からが多いなど
だいたい左の方が尊重されます。

 

聖と俗、正義と悪、光と影…
 

「左右なんてどっちでもええやん」
と普段は思ってしまいますが、
ここまで真逆の意味があるとなると
しかも文化によってそれが反転するとなると
ちょっと恐ろしいというか、
興味がつきないなぁ、と思います。

 

 

ルビンの壺
 

 



 アート関連ブックガイド 

 

はじめてのマインドフルネス ――26枚の名画に学ぶ幸せに生きる方法
クリストフ アンドレ
紀伊國屋書店
売り上げランキング: 28,894
Google、インテルなどの有名企業が研修にとりいれ、

集中力、創造性の発揮やストレス軽減等の効用が
注目を集めている「マインドフルネス」。

 

マインドフルネスとは簡単に言うと
「今」に集中するための
心のトレーニングのこと。

 

ただ、そのやり方や目指す意識の状態を
言葉で完全に説明するのは
難しいとされています。

 

それを名画鑑賞で補完しようというのが
この本の目的であり、
マインドフルネスな状態に至るまでの
各テーマに沿った26枚の名画が
美しい図版で紹介されています。

 

正直この本で
「マインドフルネスのやり方がわかった!」
「これから毎日マインドフルネスをやろう!」
とか思ったわけではないのですが、

じっくりこの本を読み、絵画を見ることで
十分「今、ここ」を生きている状態を
味わえているような気がします。

 

マインドフルネス云々はおいといて、
文章や絵画の解釈はとても感動的です。

こういう絵の見方、ステキだなあ〜!と
感激するところがいくつもあり、
何度も読み返したい一冊です。

 

 

 

■ 後記  
 

次回の教室では、
京都・美術館「えき」KYOTOで
6月10日から開催される美術展
『これぞ暁斎!世界が認めたその画力』
にちなみ、河鍋暁斎の作品をご紹介します。

 

ブックガイドや口頭で軽くご紹介したところ
少し興味を持たれた方が各教室で
ちらほらいらっしゃいましたので…
便乗させていただきました☆

 

暑くなってきましたので、
暁斎の妖し〜い絵画鑑賞は
ちょっとした納涼になる…
かもしれません。

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


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【アトリエ通信】時代の美意識と「眉」 他

  • 2017.05.25 Thursday
  • 12:03

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今週の教室日は…
【金曜コース】5月26日(金)
※新大阪教室 夜の部は707号室(7階)です。
(今後の日程…6月9日、6月23日…)

 

【土曜コース】5月27日(土)
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(今後の日程…6月10日、6月24日…)

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

眉毛

 

 

前回の教室では
眉の表現についてご案内しましたが、
眉がどれだけ顔の印象を左右するか
少しでも実感いただけていれば嬉しいです。

 

眉の独特な風俗として挙げられるのが
平安時代の貴族から浸透した画き眉ですが、
それより以前、古代万葉の時代から
眉の形の美しさは、美人をつくる
不可欠な要素とされてきました。

 

『古事記』『日本書紀』『万葉集』にも
眉引き、三日月眉、柳眉など
美の象徴としての眉の記述を
多く見つけることができます。

 

眉の造形は、その時代の美意識を反映します。

 

表情が固定されてしまう画き眉の流行は
表情を出さないことが高貴であり美しいとされた
時代の価値観を表しているのでしょうか。

 

では今の流行メイク、つまり
今もてはやされている「顔」には、
どういった価値観が反映されているのか?

 

皆さんとあれこれ談論してみるのも
楽しそうだなぁ、と思っています☆

 

 

雛人形
 

 

--------------------------------
【お詫び】
業務多忙の為、今回の
『アート関連ブックガイド』は
お休みさせていただきます。
m( _ _ )m
--------------------------------

     

 

■ 後記  
 

次回の教室では、
今まであまり触れてこなかった
構図についてとりあげたいと思います。

 

とはいえ、とても奥深いテーマですので
数回にわけてご案内いたします。

 

今回は絵画における
「左右」についてのお話です。
構図やモチーフ(人物や顔)における
「右」と「左」の意味や心理的効果について。

 

ちょっとしたワークもまじえて
ご紹介いたします☆

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


顔のアトリエ



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▼アトリエについて(場所・日程など)▼
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【アトリエ通信】顔の第一印象を決めるのは…

  • 2017.05.11 Thursday
  • 16:38

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
INDEX
1.絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内
2.プチレクチャー “プラスα”
3.アート関連ブックガイド
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━


 絵画教室『顔のアトリエ』日程のご案内  
 

今週の教室日は…
【金曜コース】5月12日(金)
※新大阪教室 夜の部は707号室(7階)です。
(今後の日程…5月26日、6月9日、6月23日…)

 

【土曜コース】5月13日(土)
※新大阪教室 昼の部は705号室(7階)です。
(今後の日程…5月27日、6月10日、6月24日…)

 

 プチレクチャー “プラスα”
 

顔を隠した人物

 

 

ブルンスウィックというドイツの心理学者が
20世紀の半ばに行ったこんな実験があります。

 

最小限の丸や線で目鼻口を構成したシンプルな顔を
そのパーツの配置を少しずつ変えて多数作成し
知性、若さ、陽気さ、好ましさといった
顔の印象を被験者に評価してもらったのです。

 

結果、パーツ配置(バランス)のわずかな違いが
人物の印象や性格の判断に
大きく影響していることがわかりました。

 

前回の教室では、
顔のパーツの配置について検討しましたが
実際の人間の顔は、(同じ人種であれば特に)
そこまであからさまな違いはありません。

 

私たちは本当にわずかな違いから
器用に個人の顔を特定しているのです。

 

上記の実験のように
パーツの配置が印象を左右するなら、
逆にその人の持つ印象から
配置を適度に操作することで
写真や実物よりも「似せる」ことが
できるのかもしれません。

 

また、同一人物を描いていても
描き手によってその人物への印象が異なるなら、
描き手の数だけ全く違った顔が描かれるのも
アリなのではないでしょうか。

 

 

ピカソ
 

 



 アート関連ブックガイド 

 

小林秀雄 美と出会う旅 (とんぼの本)

新潮社
売り上げランキング: 182,970
小林秀雄は、日本の近代批評を確立したとされる

昭和の批評家、評論家。

西洋絵画の評論も数多く手がけています。

 

芸術は自由に鑑賞してこそ。

批評、評論なんて堅苦しくて苦手なのですが、
この本なら、論評にさらに解説がついていて、
ゴッホ、セザンヌ、雪舟、ルノアールなどの
図版も豊富で気軽に手に取ることができます。

 

難解なため敬遠されがちな小林秀雄ですが、
随所に掲載されたスナップ写真が
彼を身近な人物に感じさせてくれます。

 

紹介されている文章からは、
彼の美術作品に対する
熱すぎるほどの愛情が伝わってきて
なんだか恋文を読んでいるのような
微笑ましい気持ちにすらなります。

 

天才批評家、小林秀雄のエッセンスを
とてもわかりやすく味わえる一冊です。

 

 

 

■ 後記  
 

次回の教室では、
「眉」の表現をご案内したいと思います。

 

眉は、目鼻口に比べると軽視されがちですが
顔の印象を大きく左右するパーツです。

 

何より眉は、感情表現になくてはならないもの。
記号的でシンプルな表現でも
眉の傾き一つで怒りや悲しみを表現できます。

 

この機会にいまいちど、
ご自身の作品の「眉」の表現に
注目してみてください☆

 

では、教室でお会いできるのを
楽しみにしています!

 


顔のアトリエ



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【5月度 生徒募集】弁天町教室《金曜 朝クラス》のご案内

  • 2017.05.01 Monday
  • 12:31

新規生徒募集400

肖像画・自画像・似顔絵を描きたい人のための絵画教室
「顔のアトリエ」

2017年5月度の弁天町教室(金曜 朝クラス)は…
2017年 5月12日(金)からです。
 

初夏からのチャレンジに☆

金曜日の午前中、見晴らしの良いアトリエで、
一緒に「顔を描く」を楽しみませんか?

弁天町オーク200生涯学習センター 
アトリエにて、あなたのお越しをお待ちしています!

続きを読む >>

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