【お盆】

  • 2014.08.05 Tuesday
  • 11:31


【お盆】

盂蘭盆経に基づき、苦しむ亡者を救うために7月15日に行われた中国の仏事が、日本に伝わって初秋の魂(たま)祭りと習合し先祖霊を祭る仏事となった。迎え火・送り火をたき、精霊棚に食物を供え、僧に棚経を読んでもらうなど、地域によって各種の風習がある。現在一般には8月13日から15日に行われるが、7月に行う地域も多い。(『大辞林』より)

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上記のように、お盆は中国の仏事と日本の民間の祖霊信仰が複雑に合わさったもので、純粋な仏教行事ではありません。
その証拠に仏教の考え方から見ると大きく矛盾したところがあります。

ひろさちや氏の著書「仏教と神道」からの受け売りですが、仏教であれば、ご先祖様はすでに極楽浄土におられるか、あるいは輪廻転生により生まれ変わっておられるはず。

お盆にお迎えする霊魂(精霊)は存在するはずがないのです。
(そう考えると幽霊の存在も、仏教ではありえないものですね。)

「先祖の霊を迎える」という風習は神道の、と言うより日本古来ものなのです。

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また現在「お中元」と呼ばれる夏の贈答は、もとは「盆歳暮」「盆供」の習慣が一般化したもの。
「中元」とは旧暦7月15日のことで、もとをたどれば道教の習俗であったそうです。
実に様々な宗教が見え隠れするお盆の成り立ちは、日本らしいと言えば日本らしいですね。

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柳田国男氏の民俗学によると、日本人には山中他界観という死生観が根付いているそうです。
ですからお迎えする精霊は、山の方からやってきて、海の向こうに帰って行かれると言います。(灯籠流し)
日本人にとって死者とは、全くの別世界に行ってしまうのではなく、同じ次元から、いつでも私たちを見守ってくれている存在なのかもしれません。

そしてお盆には、自分たちまで命を受け継いでくれたご先祖様をより近くに迎えてお祀りし、さらに日頃お世話になっている人を訪問して贈り物をする…

日本のお盆とは、世代や生死を超えた様々な恩に感謝するための、あたたかい行事なのですね。

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